2003-05-29 第156回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
○鴨野幸雄君 難しい問題ですが、自治体の自立というのは結局は、そこを構成する職員の意識改革、それと住民の方々の意識改革ですね。 我が国が今日までこれだけの財政赤字をつくってきたのは、全部中央集権、国が一定の公共事業を自治体に押しつけたような形で自治体がそれを下請して、たくさんの赤字をつくってしまって、もうあらゆることが中央集権的な事柄で、逆に言えば、自治体がそれにおんぶをしてきた。皆さんには悪いかもしれませんが
○鴨野幸雄君 難しい問題ですが、自治体の自立というのは結局は、そこを構成する職員の意識改革、それと住民の方々の意識改革ですね。 我が国が今日までこれだけの財政赤字をつくってきたのは、全部中央集権、国が一定の公共事業を自治体に押しつけたような形で自治体がそれを下請して、たくさんの赤字をつくってしまって、もうあらゆることが中央集権的な事柄で、逆に言えば、自治体がそれにおんぶをしてきた。皆さんには悪いかもしれませんが
○鴨野幸雄君 今みんなに言われてしまったような感じがします。だから私は、地方自治じゃなければいけないということなんです。 文部省が今まで、これの単位はこれだけで、こういうことを教えなさいと、今でもそういう傾向が強いですが、学習指導要領でこういう中身のことにかかわるということは、それはもういい加減に、大体のところで、それはあくまで基準だ、どうぞあなたたち自由にやりなさいと。その地域には、先生方を加えて
○鴨野幸雄君 鴨野と申します。昨年、金沢大学を定年退職しまして、現在、朝日大学というところへ勤めております。 皆様にあらかじめ「意見の概要」というのを出しておいたのですが、もう少しそれを補強するという意味で、本日、補充書ということでお手元に行っているかと思います。それとあわせてしゃべらせていただきたいと思います。 前に出しておいた「意見の概要」の数行ですが、「わが国には、明治憲法以来、また、現憲法